descuentea.es | 15.0%割引 小野小町の和歌 未表装古筆 松平不昧公の正室所蔵品(茶道掛け軸)

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室町時代に書かれた古今和歌集・古筆切(未表装)を出品いたします。

桐箱に同梱されていた同一の和紙に「元亀二年」(1571年)と記載されておりました。


この古今和歌集の筆者の特定はできませんでしたが、過去の所蔵者は次の通りとなります。



(1)会津松平家2代藩主・保科正経(1647-1681年)

 奥書に「源正経」との署名がありましたので、「保科筑前守源正経」が過去に所蔵していた古筆切と判断いたしました。(会津松平家は、江戸幕府2代将軍徳川秀忠の四男で保科家へ養子に入った保科正之を家祖としており、徳川家との親交も深いです。)


(2)出雲松江藩10代藩主・松平治郷(不昧公)正室・方子姫(1752年-1829年)

出品した古筆切に方子姫の落款はありませんが、同じ古今和歌集の別頁に押印がございました。方子姫は、仙台藩6代藩主・伊達宗村の娘です。


(3)仙台藩侍医・木村寿禎(1774-1834年)

出品した古筆切に木村寿禎の落款印がございます。



<古筆切の状態について>
未表装です。
経年による色焼けがございます。


<寸法>
縦 27.1cm、横 8.3cm



<送付方法等>
・ゆうパックで発送致します。
・古筆はクリアファイルに入れ、ビニール袋に包み、段ボールで梱包致します。その際、和歌の読み下し文と現代語訳をお入れ致します。



<その他>
・ご覧の端末によって色合いが異なる場合がございますので、ご了承ください。
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  • 商品満足度

    4.9
  • 採点分布

    125件)
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    <読み下し文> (読人しらず) 世(の)中の人の心は花そ(染)めのうつ(移)ろひやすき色にそ有(あり)ける(和歌番号795) 心こそうたてにくけれそ(染)めさらはうつ(移)ろふこともお(惜)しからましや(和歌番号796) こまち 色見えてうつ(移)ろふ物は世(の)中の人の心の花にそ有(あり)ける(和歌番号797) よみひとしらす 我のみやよ(世)をうくひすと鳴(なき)侘(わひ)ん人の心の花とち(散)りなは(和歌番号798) <現代語訳> 読み人知らず 世の人の心などというものは、 露草で染めた染物のように、すぐにさめやすい、うわべだけの美しさだったのだなあ。(和歌番号795) 読み人知らず 人の心こそあまりにもままなりません。愛する人で心が染まらなかったならば、その人に心変りされた時にも悲しいことはありません。ひとたび愛した以上は背かれると悲しいのですよ。(和歌番号796) 小野小町 色がないけれども色あせるものとは何だろう。それが人の心という名の花だったのだ。(和歌番号797) 読み人知らず 私ひとりが世をはかなんで鶯になった気で泣きわびていようかしら。あの方の心が花となって散ってしまったら。(和歌番号798)